電脳コイル 1〜3話

見てみた。
用語が難しいし、あんまり子供向きでは無いと思うけど、NHK教育って時々とちくるってこういうものを作るから困る(いい意味で)
主人公のヤサコはcv.折笠さん。さすがに上手い。
でもそれより、これかなり面白い。
若干キャラデザが…というかフミエのあの鼻はちょっとかわいそうだろう。でも作画はものすごくいい。よく動くし、質感があるし、全く文句なし。音楽もかなりいい感じ。
で、その質感、空気が何に生かされてるかというと、サッチーの怖さ。奴を見てると変な笑いが止まらなくなる。小学生とか幼稚園児にとってはトラウマレベルな気がする。
あと、ヤサコの妹とかイサコのペット(?)のデザインや、妹とか婆の動きとかはジブリのオマージュなんだろうか。トトロっぽい空気を感じる。舞台もちょっと田舎っぽいというか、神社とかが多い歴史のある町という設定。その中に電脳が上手くとけ込ませてある。
毎回、すごく基本に忠実な引きをつくって終わるのは(一応)子供向けだからだろうか。なんか逆に新鮮というか(苦笑)
なんだかものすごい良作になる予感。この後の展開によっては10年後にあれで転んだんだ的な出自を持つ方々を量産するかもしれない。BSの方でやってる精霊の守り人も原作をなぞりつつそれ以上のこともやろうとしてて原作好きから見てもよくできてるし、さらにこの電脳コイル。しかも6/16に1~5話を再放送。NHK、やる気だな!?