もういっそ

こっちのブログに一本化したほうがいいかもしれない。
最近自分の文章力の無さが歯がゆい。でも主な原因は文章力というよりコンテンツが非常に気分的なこと。内容と文体はたぶん連動してる。そもそも何書くか考える前に書き出してる時点で…
そんなことを考えて、研究をさぼりつつちょっとまじめなエントリを書いてみた。


先日初音ミクについてだいぶアレなことを書いたところですが、さっき他のブログを見たらそこでも初音ミクについて書いてあってちょっと驚いた。
それというのも、そこは主に脳科学の論文を紹介してる某研究所の助教の先生のブログ。
で、そのエントリの内容は初音ミク不気味の谷について。キャラクター性によって不気味の谷の手前の山が大きくなっているのではないかという表現がされてたけど。で、そのどのようにキャラクター性ってものが生まれてくるのかというのが意識研究に繋がってくる、意識の研究は「何を見ていると思っているのかについて、どう信憑性を確保しているのか」という側面からアプローチすることによって「リアリティー」の問題に繋がると考えている、だそう。
たぶん俗に属性とかいうのじゃなくて擬人化という方向の話かな。確かに擬人化することで人間としてのリアルっていうのを問題にせずにキャラクターとしてのリアリティーを獲得していると考えることはできる。
そこを考えていくことで顔認知とかよりももっと高次の人格の認知みたいなものを扱うことができるかもしれないとは確かに思う。具体的にどういうコンポーネントに分けて実験すればいいのかは思い浮かばないけど。


まぁ個人的には(そこでも一言"夢は意識経験か"って触れられてたけど)夢とかのが興味あるかな。
一時期「」達の間で明晰夢ってはやってたけど、そんなんとか。それからたまに友人と夢について話をするとその人の夢は声とか音が聞こえなくて意味だけが理解できるらしいとか、白黒の夢を見る人とカラーの人がいるらしいとか。
気になってそういう関係の論文って出てるのか検索してみたけど意外にもほとんど無し。
実験は相当難しいにしても不可能じゃなさそうだし、夢に対する認知神経科学的な研究ってのはもう少し測定機器とかが手軽になってくるといける気がする。
今現在は自分は視覚メインの研究を卒研でやってるところだけど、この辺に対して興味くらいは持っててもいいかな、と。もしかしたらそのうち手を出せるかもしれないし。